丈夫な歯
子どもの頃から歯が弱かったので、ずっと歯医者とは縁が切れなかった。
いちばん昔だと思う記憶は小学生のとき、たぶん低学年かな?
女医さんがひとりでやっている個人病院だった。
母や父といっていた記憶はなく、
学校から戻ってひとりでいった記憶が残っている。
とにかく、歯が弱いということは、10代になった頃には自分でも自覚していた。
でも、あるとき、ふと思った。
子供の頃に「歯を磨きなさい!」と親から強く言われた記憶がほとんどない。
あるのは、父に時々いわれた気がするくらい・・・。
だから、結果として、いつも虫歯だらけだったのかもしれないと、
学生時代に友だちに言ったことがある。
そしたら、その友だちは「そんなことはないだろう。どこの親だって、
歯を磨けってうるさくいうもんだよ。だけど、子ども時代はそんなこと聞いちゃいないだけ。
君が忘れてるだけだよ」といった。
自分に子どもが出来てからその話を母にしたら、
「だって、私、歯磨かなくても虫歯なかったから、そんなもんだと思ってた」といった。
そう、私の母は自分が歯が丈夫な性質だったから、
子どもに歯を磨けといわない親だったのでした。
